限度額適用認定証の申請方法と注意点を説明します。妊婦さんは申請を!【医療費節約】

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入院したとき、早くやっておけば良かったなと思ったのは限度額適用認定証(限度額認定証)の取得でした。
妊娠がわかった時点で申請しておけば、もっと安心だったかも!

この記事では、次のことを紹介しています。

  • 限度額認定証が医療費を抑える手段となる仕組み
  • 限度額認定証の申請方法と注意点

妊娠中の方だけでなく、男性やお年寄りの方も申請方法は同じなのでぜひご覧くださいね。

限度額適用認定証(限度額認定証)とは

病院などの医療機関や薬局の窓口で、支払った金額が一定以上(自己負担限度額)になった場合、申請すると決められた金額を超えた分が戻ってくる制度があります。
それが高額療養費制度です。

ただし、払い戻しがあるといっても、一度は病院にお金を全額払わないといけません。
お金が戻ってくるまでに急に大きな出費があった場合、にっちもさっちもいかないようなこともあり得るかも……。

それを防ぐのが、限度額適用認定証(限度額認定証)。
あらかじめ医療機関に出しておけば、自動的に限度額を超えた分がタダになる仕組みです。

限度額適用認定証の申請方法

申請方法は、加入している保険の種類によって異なります。
代表的なものが、以下の2つ。

  • 社会保険
  • 国民健康保険(および後期高齢者医療保険)
それぞれの場合について、簡単に説明していきますね。

ちゃみ

パパの健康保険に入っているママはパパの勤め先、ママ自身の健康保険に入っている場合はママの勤め先に申請します。

社会保険に加入している方が限度額適用認定証を申請する場合

社会保険は、おおまかに以下の方が当てはまります。

  • 会社等勤務の方や、その扶養家族の方

おそらく総務の人が申請方法をご存知かと思うので、確認を取ってみてください。
保険証に書いてある保険者名(全国健康保険協会など)で検索しても、申請方法が出てくる可能性は高いです。

MEMO
一例として全国健康保険協会のリンクを張っておきます。
※全ての人がこれに加入しているわけではないので、ご注意ください。
参考 医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会全国健康保険協会

気をつけることとしては、作成した申請書の送付先は加入している保険者宛とする必要があること。
詳しくはご自身でWebサイトなどを確認してください。
発行まで申請から数日かかるのも忘れずに。

国民健康保険(国保)、後期高齢者医療保険に加入している方が限度額適用認定証を申請する場合

これは以下の方の場合などが当てはまります。

  • 自営業の方
  • 75歳以上の後期高齢者
基本的に、役所で聞けばやり方を教えてくれるはず。
即日発行してくれる役所もあるようですよ。

なぜ先に限度額適用認定証を発行しておくと良いのか?

なぜあらかじめ発行しておくと良いのかというと、いくつか理由があります。

申請忘れをなくす

いざ必要なときになったとき、すぐ手元にないと忘れてしまうことがあります。
特に医療費が高額になる場合は緊急事態なので、あれこれと動いているうちに申請し忘れてしまうリスクを減らせます。

また、適用開始日以前については効果を発揮しないため、
時間的な余裕があるときに発行しておいた方が面倒がありません。

帝王切開などや入院費、緊急手術も対象

仮に何十万円とする大きな手術となっても、限度額以上のお金の支払いにはなりません。

緊急帝王切開の場合の例
緊急帝王切開の場合、手術の分だけで約6万6千円。
点滴や麻酔などの費用や、術前術後の入院費も加味するとさらに増えます(参考までにいわゆる全身麻酔をすると最低でも約1万8千円+麻酔薬代が上乗せ)。
※一般的な3割負担の保険証をお持ちの家庭の場合
帝王切開をした場合の平均的な入院日数は1週間強だそうですので、簡単に10万円越えしてしまいます。
ですが限度額適用認定証を使うと、一般的な所得の家庭であれば8万円前後にまで支払額をおさえることが可能なんです!

後述するような保険適用外のものは対象外なのですが、一般的な手術等は保険適用の範囲になるはずなので安心です。

便利な限度額適用認定証。ただし注意点もあります

とてもありがたい限度額適用認定証。
ただし、注意しておく必要があることもいくつかあります。

健康保険と自費について。個室代などは対象外です

前述のとおり、保険適用外の治療などについては対象外となります。

保険適用の範囲内の例

  • 切迫流産・切迫早産の場合

保険適用の範囲外の例

  • 通常の妊婦健診(「病気」ではないため)
  • 入院した時の個室代(差額ベッド代。プラスアルファのサービスのため)
  • 入院時の食事代

外来通院、入院は別カウント

通院費と入院費は別カウントとなります。
通院で5万円、入院で5万円支払う必要があるとき、合計して10万円扱いとはなりません。

適用は一医療機関ごと

病院Aに入院して、同じ月に病院Bにかかった場合、
限度額適用認定申請書では合算して処理してもらうことはできません。
病院ごとの処理になります。
それぞれの病院での支払いは限度額までとなりますが、後からかかった病院をタダでかかることはできない、ということです。

MEMO
こうした場合は高額療養費制度を利用して、別途払い戻してもらう必要があります(こちらで申請すれば支払った差額は戻ってくるようです)。

範囲は月の最初にかかった日から月末まで

対象範囲は毎月1日から月末までの間で計算します。
月が替わってしまった場合は限度額が合算できません。
1月31日入院、2月1日退院の場合、合計が限度額を超えてしまう場合があります。

所得によって額が異なる

その家庭の所得によって、いくらまで支払わなければいけないのかが変わります。
簡単にいえば、お金持ちの方が限度額が高くなる仕組みとなっています。

限度額適用認定証は、早めに、忘れずに取得しておきましょう

もしものときに役立つ限度額適用認定証。
家族の妊娠に限らず、ご高齢の家族がいる場合や、体調に不安がある家族がいる場合にも取っておくと役立ちます。

使わないで済めばそれに越したことはありませんが、いざというとき、心強い味方となってくれます。
ぜひ一度申請してみてくださいね!

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