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妊婦の風疹。妊娠中に感染するとどうなる?症状や影響・予防方法まとめ

赤ちゃんの予防接種注射

2018年夏ごろから、関東を中心に大流行している「風疹(風しん)」。
すでに患者数は2000人を超え、驚異的なスピードで広がっています。

風疹は、妊婦が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれがあります。
この記事では、赤ちゃんを守るために知っておきたい風疹の情報をまとめています。

  • 風疹とはどのような症状なのか
  • 妊婦が風疹に感染するとどうなるか
  • 妊娠中の風疹予防方法

風疹(風しん)とは?

風疹は、風疹ウイルスによっておこる急性の感染症。
発熱や発疹、関節炎などが主な症状です。

感染してしまうと、大人の場合は長期間症状が出続けます。
子どもは症状が比較的軽いものの、2000人~5000人にひとり程度の割合で脳炎などの重い合併症が発症することが。
症状がみられなくても感染していることもあるんですよ。
そのため、軽視できない病気です。

風疹がはやる時期

流行は春先~初夏にかけて多くみられます。
2018年は秋~冬にかけても大流行中。
せきやくしゃみを通して簡単に広がってしまうので、一度流行すると息が長いです。

妊娠中の妊婦が風疹に感染することで出る症状やその影響

妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児にも感染し、赤ちゃんが「先天性風疹症候群(CRS)」という病気になる場合があります。

妊娠初期ほど影響が大きく、赤ちゃんの精神や身体の発達の遅れ、心臓の病気や難聴などが起こることもあります。

先天性心疾患と白内障は妊娠初期3 カ月以内の母親の感染で発生するが、難聴は初期3 カ月のみならず、次の3 カ月の感染でも出現する。しかも、高度難聴であることが多い。3 大症状以外には、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など多岐にわたる。
先天性風疹症候群とは|国立感染症研究所

風疹の抗体がない人も。パートナーの男性や旦那は大丈夫?

風疹の抗体検査を受けることで、抗体があるかどうか知ることができます。
※抗体とは免疫のことです。

抗体価が陰性、あるいは赤血球凝集抑制法(HI法)で16以下の低抗体価であった場合は注意。
妊婦が風疹抗体陰性または低抗体価の場合で、パートナーにも抗体がなければ、妊婦に風疹をうつしてしまうこともあります。
家族や職場にも協力してもらい、予防を心がけましょう。

平成2年4月2日以降に生まれた場合は、子どもの頃に風疹の予防接種を無料で2回受けることができました。
しかしそれ以前の人は無料で受けられても1回、昭和54年4月1日以前に産まれた男性は1回も無料で受ける機会がりませんでした。
そのため風疹の抗体を持っていない人は、実は意外なほどたくさんいるのです。

平成2年4月2日以降に生まれた人は2回、公費でワクチンを受ける機会がありましたが、昭和37年度から平成元年度に生まれた女性及び昭和54年度から平成元年度に生まれた男性は受けていても1回です。そして、昭和54年4月1日以前に生まれた男性は1回もその機会がなく、十分な免疫を持たない人達が蓄積していたものと考えられています。
さらに、風しんワクチンの接種率の上昇に伴って、風しんの患者数が減り、風しんウイルスにさらされる機会が減少しました。そのため、幼少時にワクチンを1回のみ接種していた人は免疫が強化されておらず、時間の経過とともに免疫が徐々に弱まって来ている人がいたことも原因の一つと考えられています。
風しんについて|厚生労働省

▼NHKのサイトで、年齢から風疹の危険度をチェックすることができます。
ストップ風疹!~赤ちゃんを守れ~ NHKニュースと解説

抗体検査は協力医療機関で受けられます。
自治体によっては、無料で検査をしてくれるところもありますよ。

参考までに、神奈川県の無料の抗体検査情報を載せておきます。
参考 神奈川県風しん撲滅作戦 特設ページ神奈川県ホームページ

風疹の予防には予防接種が有効

風疹の予防は、予防接種が最も有効な予防方法です。
なるべく早いうちに予防接種を受けておきましょう。

女性の場合は妊娠前に2回(子どもの頃も含めて)のMRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン)予防接種を受けることによって、妊娠中に風疹にかかることを予防できます。

妊娠中~産後のMRワクチン接種について

  • 妊娠中のMRワクチン接種は避けましょう。
  • 妊娠中の場合は、産後にMRワクチンを受けましょう。次の妊娠だけでなく、周囲の妊娠可能性のある方を助けることにもなります。
  • MRワクチンを受けても、授乳は可能です。
  • MRワクチンを受けた後は、2ヶ月間は妊娠を避ける必要があります。

受ける回数は子どもの頃を含めて2回です。
子どもの頃に受けたかどうかは曖昧だったり記憶違いもあります。
約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあるそう。
母子手帳などで確認できなければ検査・ワクチンを受けましょう。

ちなみに、MRワクチンの費用は通常1万円程度。
でも、自治体が費用の一部を助成してくれるところもあります。
チェックしてみてくださいね。

妊婦の風疹予防接種はできませんが、予防にはマスクも有効

風疹の予防には予防接種が有効ですが、妊娠中は受けることができません。
では、妊婦はどのように風疹を予防すればよいのでしょうか?

風疹は、患者のせきやくしゃみを通じて広がります。
風疹が発生している地域では、不要な外出を避け、やむを得ず外出するときは人込みを避けることがポイントです。
マスクをするのも良いでしょう。

特に妊娠20週頃までの初期の妊婦は、風疹の感染によって赤ちゃんが「先天性風疹症候群(CRS)」になるおそれがあります。
風疹にかかっている可能性のある人と接触することはできるだけ避けてください。

妊婦の風疹感染を防ぐために

夏以降も風疹の猛威は衰えず、現在も患者が急増しています。

風疹から赤ちゃんを守るためには、みなが協力することが大切。
風疹はワクチン接種で防げる病気です。
もし対象者であった場合は、抗体検査とワクチン接種を積極的に行っていきましょう。

参考にした本
日本産科婦人科学科会(2015)『HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本』

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