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稽留流産手術体験談|流れや処置、術後の痛みはどんなもの?詳しくレポートします

稽留流産手術の流れや痛みなどの体験談

私は、妊娠初期の9週で「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)」との診断を受けました。
そのときに受けたのが、流産手術(そう法)

この記事では、手術前日に受けた前処置~術後の経過まで、時系列で詳しくまとめています。

  • 稽留流産手術って何をするの?
  • 手術や術後って痛いの?
  • 病理検査って?
  • その後は生理が普通に来る?
手術前のそんな不安をお持ちの方に。

ちゃみ

一個人の体験談ではありますが、参考になれば幸いです。
あわせて読みたい
▼稽留流産と診断を受けて、手術に至るまでの内容はこちら。
稽留流産の兆候の自覚と診断までの経過稽留流産とは?別れの兆候はつわりの終わりだったかも。診断までの実体験

稽留流産の手術、「流産手術(子宮内容除去術)」とは

稽留流産は、胎児がお腹の中で死んでしまっている状態。
そのため、手術で赤ちゃんを取り出さないと子宮内感染や出血を起こすことがあるんです。

この手術は、子宮内容除去手術などともいい、子宮の入り口(子宮頚管)を拡張して、子宮の内容物を機械的に除去する操作をします。

方法は2通りで、吸引法とそう法があります。

吸引法……ポンプで子宮内を吸引して排出する方法
掻爬法……スプーン状の器具を子宮内にいれて排出する方法
稽留流産とは?別れの兆候はつわりの終わりだったかも。診断までの実体験

……と聞くと、とても怖いですよね……。
最近は吸引法が主流になりつつあるようですが、私の場合は平成28年に掻爬法で手術をしました。

実際の手術は15分程度でした。
しかも、全身麻酔で寝ている間に行われるので、体感的にはあっという間です。

日帰りで行われる場合もありますが、子宮頸管を広げる処置をする場合は手術前日に入院し、1泊2日になることも。
子宮口をラミナリアやダイラパン、ラミセルといった棒で、あらかじめ一晩かけて拡張するのです。

手術時間や手術の前準備は、吸引法も掻爬法もほぼ同じだそうです。

かかる時間

15分~30分程度、静脈麻酔をしたうえで行われるので、体感的には一瞬です。

手術時に痛みは?

麻酔中に行われるので、痛みはほぼ感じません。
麻酔が切れてからはかなりの痛みがありましたが、詳しくはこの後の体験談にて。

手術で入院する場合の必要な持ち物

私が病院から指示された持ち物です。

基本的には、1泊のお出かけに必要なものを入れておけばOK。
パジャマは貸し出しがありました。

  • 稽留流産手術(掻爬手術)の同意書
  • 入院証書
  • 診察券
  • 生理用ショーツ、ナプキン数枚
  • 髪が長い方は、髪を結ぶゴム
  • 洗面用具、スリッパ、コップ(薬を飲むため)
  • 次の日の着替え

1泊2日の稽留流産手術のスケジュールや流れ

かかりつけの病院では入院が必要で、このようなスケジュールでした。

  • 1日目に、ラミナリアを使い子宮頚管を拡張するための前処置
  • 2日目に、全身麻酔で手術を行う

1泊2日です。

入院1日目
9:00 入院&ラミナリア挿入
9:30 病室に移動
10:00 服薬(10:00、15:00、20:00)
12:00 昼食
18:00 夕食
21:00 就寝。以降は絶食絶飲
入院2日目
9:20 稽留流産手術
……この間、記憶なし……
10:00 リカバリー用ベッドに移動
11:50 病室に移動
12:00 昼食
15:00 退院手続き・お会計

▼国立成育医療研究センターのホームページに掲載されている流産手術の行われ方。ざっくり私もこのような感じで手術を受けました。

1日目9:00|手術の前処置でラミナリアを入れる

この日の処置は、手術をするための準備処置です。
手術は翌日の朝です。

何をするかというと、子宮口を広げるために「ラミナリア」という棒を挿入します。

MEMO
ラミナリアは3~4mmの細さですが、水分を吸うと膨張するので、子宮口を広げるために流産手術の準備措置として使われます。
通常の分娩でも、予定日に子宮口が開かなかったりするときに使われることがあるそう。

ラミナリアの代わりに、ダイラパンやラミセルという名前のものを使うところもあるそうです。

処置後に血が出るかもしれないということで、あらかじめ下着に夜用ナプキンをつけておくように言われました。
いつも超音波検査のために乗る台に乗って、処置を受けます。

ラミナリアは事前の調べでとても痛いと聞いていたので、本当に怖かったです。
実際はやっぱり痛かった!!!!!

経産婦だと痛さもなく入りやすいそうなのですが、私は出産経験がなく、子宮入り口が少し曲がっていてひっかかったとか。
細い棒ですが、ガッガッと弾かれているような感触にギャッ! となりました。

ちゃみ

ただ、我慢できるレベルではありました。
泣き叫ぶとかもなかったですし。
また、処置中も先生が「あと少し」などと声かけしてくださっていたので、安心できたように思います。

が……入れた後にも!
生理2日目のような鈍痛がはじまりました。
本当に、重い生理痛のようです。
台の上に敷いてあるシートにも血がついており、一気に気分が悪くなりました……。

最終的に、ラミナリアは3本くらい入ったようです。
途中水をかけたりしていたので、よく分かりません(苦笑)。
最後に膣にガーゼをつめられて、終わりです。

ラミナリアの痛みを小さくするためにやったこと

私なりに事前に研究して、痛みを抑える方法を試してみました!
このおかげか(?)、我慢できるレベルになりました。

  1. お尻をしっかりと台におろし、足を楽にさせる
    足に力が入ると身体全体がこわ張り、痛みを感じやすくなる気がします。
    お尻をしっかりおろすことで、足に力が入りづらくなります。
  2. 息をゆっくりと吐き続ける
    フー、フーと、息は大きくゆっくり吐きます。
    ゆっくり息に集中すると、身体に力が入りづらくなります。
  3. しっかり目を開けて天井を見る
    目を閉じると余計に恐怖が襲ってくるので、目は開けた方が良いと思いました。

1日目9:30|病室に移動。ラミナリアの痛みの原因が判明

この後、病室に移動してからも、お腹が痛い状態がずっと続いていました。

が!!!
トイレで”大”をした後、痛みがまったくなくなったんです!
おまけに、すごく気分までスッキリした感じ。

もしかしてラミナリアが出てしまったのでは……?!
と思い、これはヤバいと看護師さんに見ていただいたのですが、ちゃんと入っていてひと安心。

ラミナリアは子宮口にひっかかるようにして入れてあり、またガーゼも鶏卵大なのでそうそう出てしまうことはないとのこと。

私の場合、”大”がお腹部分を圧迫して痛くなっていたのかも、と言われました。

ちゃみ

恥ずかしい……(汗)!

こんなこともあるので、痛みを少しでも減らすためには、”大”をした後で処置を受けたほうがよいかもしれません。

手術にあたってもらったお薬

手術では感染が起こるかもしれないので、事前に抗生剤を飲むように言われました。
また、抗生剤の副作用として胃のむかつきや不快感があるとのことで、胃腸薬も。

  • ファロム(抗生剤)
  • ビオフェルミン(胃腸薬)
これらを10:00、15:00、20:00にそれぞれ一錠ずつ服用するように言われました。
自販機でペットボトルの水を買い、持って来たコップで飲みました。

1日目21:00|就寝時間だけど眠れない

1日目は21:00以降絶食絶飲です。
特にすることもないので翌日に備えて布団に入ったのですが、緊張で全然眠れない!!!

夫とメールをしながら、自然と疲れて眠くなるのを待ってもダメ。
色々なブログやSNSで稽留流産について調べて気を紛らわせていました。

結局、夜中の3:00くらいに眠ったと思います。
眠り自体も浅かったです。

2日目9:20|いよいよ手術を受けます

手術は朝9:00ちょうどからの予定でしたが、なかなか呼ばれず……。
結局20分くらい遅れました。

その間、緊張で体はこわばり、ずっと心臓がドキドキしていました……!
夫は外のベンチで待機です。

手術室は分娩室とは別室でした。
下着を脱いで――
手術台に横になります。
毛布を掛けてもらいましたが、ずっと足を広げておく姿勢をとる必要があり、なかなか辛かったですね。

全身麻酔に点滴、そして手術。あっという間でした!

手術前に、右肩に麻酔を効きやすくするための注射を打たれます。
痛さはインフルエンザの注射レベルで、少し痛かった程度。
でも注射の痛みはどれも一瞬なので、耐えられますね。

他にも点滴をされました。

  • 左手に栄養補給のための点滴注射
  • 先生が到着したのを見計らって、点滴から静脈麻酔
全身麻酔というと、マスクから吸う吸入麻酔のイメージがあったのでびっくりしました。

麻酔が入ってすぐに視界が黒くなり……
いつの間にか手術は終わっていました!

終わった後は「台を移動しますよ」とか、色々言われていたようなのですが、ぼんやりしてされるがままの状態だったと思います。

途中、いきなり吐き気をもよおし、口を手で押さえたみたいで。
顔の横に吐いたものを入れる洗面器がありました。
吐き気は麻酔の副作用だそうです。

ちゃみ

目覚めてすぐ吐き気は最悪な気分でした💦

2日目10:00|リカバリー用ベッドへ。術後の痛みはすごかった

10:00くらいに、手術室の隣の部屋のベッドに寝かされたそう。
ここで夫も部屋に通されたようです。

そして、すぐに普段の生理痛どころではないお腹の痛みが!
本当に痛すぎる!

普段そんなに生理痛がないんです。
なので、このときは陣痛レベルかと思うくらい痛かったです。
※実際には陣痛の方が痛かったですが……。
夫によると、ずっと「痛い痛い」とうわごとを言っていたそうです……。

夫は手を握ってくれたりしていたのですが、全然落ち着きません。
痛みに耐えかねて看護師さんに痛み止めをもらいたいと頼むも、薬はないようで。
辛かったです。

ちゃみ

看護師さんが「痛いけどどうしようもないんだよね~ごめんね~」と言っていたのが聞こえました。

この後、夫が一時帰宅を促されて再び一人になりました。

だんだん眠くなり、、、

しばらく寝て、起きた頃には痛みがなくなっていました。
夫、いないほうが早く落ち着いたのかも。
側にいてもらえたことはとても心強かったですが(笑)。

2日目11:50|病室へ移動。緊張のトイレ

意識がはっきりしてきたので、車椅子で病室に移動しました。

手術後の初トイレにもドキドキでした。
出血しているでしょうし、ちょっと怖かったです。

下着は自分のものではなく「ベンリーパンツ」という入院用のパンツを履かされていました。
ナプキンも生理用ではなく、アテントの尿漏れパッド。
血は思ったより出ていなかったです。

ここで自分の生理用ショーツ・ナプキンに変えました。
ナプキンは普通の日のサイズです。

手術後にもらったお薬。子宮収縮剤が追加

  • ファロム(抗生剤)
  • ビオフェルミン(胃腸薬)
  • メチルエルゴメトリン
メチルエルゴメトリンという薬が追加されました。
子宮の筋肉に作用し、子宮を持続的に収縮させたり子宮血管を圧迫し出血を止めたりする薬だそうです。
参考メチルエルゴメトリンマレイン酸塩錠0.125mg「F」|くすりのしおり

とても小さい粒なのですが、下痢や嘔吐などの副作用がひどいというネットの口コミを見ていたため、飲むのが怖かったですね。
私は特に何もありませんでした。
個人差があるようですね。

お薬は3日分出ました。

2日目15:00|お会計。稽留流産手術にかかった費用は?

その後、少し休んで……15:00くらいにお会計、退院手続きをしました。

帰りは麻酔でフラフラしているかもしれないので、お迎えの方と一緒に帰るのが鉄則です。
私は夫の付き添いで、タクシーで帰りました。

  • 費用:52,010円

個室を選んだので、2日分の室料(22,000円)が上乗せされています。
個室を選ばなければ、30,010円です。

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▼稽留流産での通院・入院でかかったお金と医療保険で戻ってきたお金をまとめました。
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稽留流産手術後の過ごし方のお約束

  • 手術後3日間は安静にして寝ていること。
  • 軽い家事は手術後4日目から。
  • シャワーは手術翌日からOKですが、通常の入浴は手術後7日目から。

基本的に、布団の上で休んでいるように言われました。

一瞬とはいえ、全身麻酔の大手術なので。
精神的にもけっこうぐったりしていると思うので、休むことは大切です。

お風呂が7日後からなのは、雑菌が入るのを防ぐためだそう。
お風呂が大好きなので、入れる日が待ち遠しかったです。

稽留流産手術後の生理はいつから?性行為は?

生理は手術後30日から45日の間に始まるのが普通だそう。

また、先生によると、流産の後すぐに妊娠すると流産しやすいそう
性交渉は2回ほど生理を見過ごしてからのほうが良いそうです。

ちゃみ

流産した後は早く次を望みたいと焦ってしまいがちですが、同じことにならないためにも慎重に行きたいですね……。

病理検査の結果も聞きました

手術3日後に経過観察、14日後に病理組織検査の結果説明のため、通院しました。

●手術3日後
母体の経過を見るための通院です。
このときはまだ出血がありました。
少し血が残っているものの、子宮はほぼ収縮していて問題ないとのことでした。

  • 費用:4320円(超音波検査代)

●手術14日後
子宮内容物の病理組織検査の結果説明のための通院です。
初期流産の手術では、必ず組織と赤ちゃんを病理組織検査に出すそうです。

MEMO
病理組織検査は、絨毛性疾患(胞状奇胎など)や感染などの病気を見るために行っていると聞きました。

先生のお話では、胎盤が変形していて、内容に赤ちゃんは含まれていなかったようです。
2回目の診察のときは少しはっきりとした形の赤ちゃんが見えたのですが、亡くなってしまうと溶けて形が保てなくなってしまうとのこと……。

悲しいですが、病的な原因があったわけではないので、ひとまずは安心です。

  • 費用:370円(再診料のみ)

手術後の体調は順調。今思うこと

経過は順調そのもので、血もそれほど出ませんでした。
心配していた薬の副作用もナシ。

一番辛かったのが、手術時に点滴がずれないように押さえてあったテープでかぶれをおこしたこと。
痛痒い状態が続き、かさぶたになってからが痒くて痒くて特に辛かった……!
1ヶ月経っても、赤くあざのように残っていました。

流産という結果はやっぱり悲しかったです。

でも、妊娠できて、つわりも経験して、絵本やお話も聞かせてあげて……貴重な体験ができて、そのこと自体は幸福でした。
いなくなってしまった小さな小さな子ども。
この子のおかげで、私は最初に母となれたのです。

気持ちも時間が解決してくれました。
今でもあの日のことを思い出すと切なくて辛いです。
それでも、今は「来てくれてありがとう」という想いが強いです。

そして、稽留流産手術後に妊娠し、可愛い娘が生まれました。
初めての妊娠で稽留流産を経験してしまったことで、今度も無事に産んであげられないかもしれない、そんな風に落ち込んだりもしました。
娘の妊娠中には切迫流産や切迫早産というトラブルもあり、常に不安を抱えたままの出産でした。

辛かったけど、あきらめずに頑張って良かった。
我が子の顔を見ながらそう思います。
遠いところに行ってしまった小さな子が、妹を守ってくれたのかもしれません。

この記事を読んでくださっている方の中にも、稽留流産と診断されて自分を責めたり辛い思いをされている方がいらっしゃると思います。
どうか自分を責めず、まずは心と体をゆっくり休めてくださいね。

ちゃみ

皆さんのもとにも、また赤ちゃんが来てくれますように。

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